
一通り勉強を終えたらいよいよ本番に向けて試験対策!
しかしいざ問題集を購入しようとすると、

種類が多くて迷ってしまった…
という人も多いのではないでしょうか?
わたしも問題集選びでは苦労し、合格までだいぶ遠回りをしてしまいました…
今回は失敗したからこそ分かった簿記2級問題集の選びのポイントとおすすめの勉強方法をご紹介します♪
問題集の選びのポイント


何度チャレンジしてもなかなか合格をすることができませんでしたが、問題集を変えることでネット試験で見事合格することができました!
新しい問題集を選ぶときに意識した3つのポイントはこちらです。
①テキストと同じシリーズでそろえる
②最新の問題集を用意する
③口コミだけで選ばない
テキストと同じシリーズでそろえる
テキストと問題集は同じシリーズでそろえることをおすすめします!
テキストと問題集を別のシリーズのものにしてしまうと、細かな解き方が違ってきてしまい混乱することがあります。
ずっと勉強している人であれば



導き方が違うだけ!
とすぐに納得できますが、覚えたての知識で問題を解いているとなぜ違うのかが理解できず、問題をすすめるのに時間がかかってしまいます。



つまずくとモチベーションも下がってしまいます…
また簿記2級はボリュームが多いのでテキストでは細かな論点は省略され問題集で解説されているなど、テキストと問題集をセットで使ってもらうことを前提として構成されているような気もします。
スムーズに学習をすすめるためにもテキストと問題集は同じシリーズでそろえるのが安心です。
最新の問題集を用意する
再受験の場合も最新の問題集を用意することをおすすめします。
何度か受験していたわたしは試験範囲に大きな変更がないからといって、再受験の際にも前に受験したときの問題集を使って勉強していました。
しかし不合格になったあと、いくつか変更点があったので思い切って新しい問題集を購入することにしました!
すると変更点だけではなく、試験でわからなかった論点も網羅されていました。



思いがけずわからなかった問題の復習ができました!
ネット試験は問題を持ち帰ることができずモヤモヤしていたのですが、新しい問題集に同じような問題がありスッキリしました。
試験範囲の変更の有無に関わらず問題の傾向は随時変わるので、再受験のときも新しい問題集を用意することをおすすめします。
また初めて受験するときもネットで購入する場合は発刊された時期が入り混じっているので、必ず最新版かどうかを確認して購入してくださいね。
口コミだけで選ばない
ネットで検索すればすぐに評判が分かりますが、口コミだけではなく一度書店で確認してみることをおすすめします。



これで合格しました!



同じ問題が出ました!
という口コミを見て購入してしまったことがありますが、わたしはあまり参考になりませんでした。
というのも口コミが悪いのではなく、ネット試験を受験するのにも関わらず、統一試験用の予想問題集を購入してしまったからです。表紙にネット試験対応と書いてありましたが、中身は統一試験に特化したものでした。
統一試験の予想問題集は大手スクールがさまざまなデータをもとに年3回の試験に向けて予想問題を作成しており、的中率は高いもので8〜9割にも昇るとのことです。
その分統一試験用の予想問題集は山を張って構成されており、網羅的に出題されるネット試験には対策不足となってしまいました。
口コミだけではなく、問題の範囲が適切かまた解説が見やすくわかりやすいものなのかを一度手にとって確認してから購入するようにしましょう。
使ってよかったおすすめの問題集


実際に使ってよかった問題集2つをご紹介します!
スクールに通って学んだこともありましたが、こちらの問題集が良かったので基礎の復習のためにテキストもシリーズでそろえてしまうほど良かったものになります!
テキストを探している方はぜひ参考にしてみてください。
①合格するための本試験問題集
②あてるTAC直前予想模試
合格するための本試験問題集
簿記の本試験レベルの問題はテキストの基礎知識だけでは解けない問題も多いのですが、第1〜3回目は比較的やさしい問題で構成されているので、順を追って理解を深めていくことができます。



いきなり難しい問題に当たると挫折してしまうこともあります…
だんだん本試験レベルの問題になってきますが、解説も丁寧なので学習に余分な時間を使うことも少ないかと思います。
また問題のレベルが
・A=普通の問題
・B=やや難しい問題
・C=難問
とランク付けされているので、優先的に解けるようにする問題が明確です。
論点に大きな偏りもないので、網羅的に出題されるネット試験にもおすすめです。
あてるTAC直前予想模試
統一試験の的中率が高いと人気のシリーズ。
問題のレベルが高くこの問題に触れておくと、本試験で難問が出たとしても動揺することも少なくなるかと思います。
わたしはネット試験を受験したので的中率の面でありがたみを感じることはなかったのですが、解説を見ながらでも難しい問題を理解することで難問に対する抵抗が減りました。
ただしネット試験対応となっていますが中身は統一試験に特化していて収録問題に偏りがあります。
ネット試験を受ける人は他の問題集も並行して使うことをおすすめします。
まとめ:口コミだけではなく自分にあったものを探そう!
簿記2級の問題集選びのポイントとおすすめの問題集をご紹介しました。
問題集を選ぶ上で口コミも気になるところですが、実際に手に取り中身のみやすさや解説のわかりやすさが自分にあっているかどうかを確認しましょう。
またわたしのように再受験をする人で古い問題集を使っている人はぜひ新しいものを用意してみてください。
多少のお金はかかってしまいますが、合格への近道になるかもしれません…!
皆さまの合格を心よりお祈りしています♡