食に関する資格が取りたい!
そう思い、わたしは10年ほど前に野菜ソムリエの資格を取りました。
しかし取得後にこの資格を活かせたかというと、正直今のところ自信をもって言えることがありません…
具体的なイメージがないままに資格取得をしてしまうと資格を活かすことが難しく、その結果「意味がない資格」と言われてしまうこともあります。
しかし野菜ソムリエはうまく活用することができれば自分の武器になる資格であり、生き生きと活躍している野菜ソムリエはたくさんいます!
今回は野菜ソムリエを取得して思った資格取得前に知っておきたかったこと、また野菜ソムリエの取得をおすすめしたい人についてお話ししていきたいと思います。
野菜ソムリエ取得の心得
まずはじめにこれから野菜ソムリエを取得しようとしている人、また取得しようか迷っている人にお伝えしたい3つのことをお話ししていきます。
・民間資格
・就職、転職につながらない
・取得費用が高い
詳しくお話ししていきます!
民間資格
資格は大きく3つに分類されます。
この中で野菜ソムリエは民間資格にあたり法的根拠がない資格になります。
民間資格の中でもTOEICのように国家資格や公的資格と同様にどの企業でも評価してもらえるものもありますが、今のところ野菜ソムリエにそういった実績はありません。
資格は時間やお金をかけて取得するものなのでここは認識しておくようにしてください。
就職、転職につながらない
食に関する資格で国家資格の「管理栄養士」や「調理師」は募集要項の条件になっていることがありますが、野菜ソムリエはの資格がないとできない、という仕事は今のところありません。
野菜ソムリエは栄養や素材に合わせた調理法など、野菜や果物に関するあらゆる知識を身につけたプロフェッショナルで、セミナー講師やコラム執筆、食育活動などで幅広く活躍しています。
この資格を活かした仕事をする場合は企業に属さずフリーランスの方が仕事をしやすい場合もあります。
取得費用が高い
野菜ソムリエに興味がある方はご存知の方も多いかもしれませんが、取得にはまとまったお金が必要になります。
コース | 費用(税込) |
野菜ソムリエ | 148,000円 |
野菜ソムリエプロ | 172,500円* |
野菜ソムリエ上級プロ** | 270,000円 |
**野菜ソムリエプロ取得済み且つ活動実績が必要
費用を抑えるために独学での取得ができるといいのですが、野菜ソムリエは日本野菜ソムリエ協会が実施する講座を受講しなければ試験の受験資格は与えられません。
金銭面で断念する人も多く今のところ極端に人数が増えることもなさそうなので、その点でも野菜に対する関心をアピールできる資格になります!
野菜ソムリエはこんな人におすすめ!
ここからはどんな人に野菜ソムリエにおすすめしたい人をご紹介していきます。
飲食業界で働く人
素材の良さを伝えたい!
レストランなどの飲食店で働いている人にはとてもおすすめの資格です。
野菜ソムリエは品種による違いやそれぞれの持ち味を学ぶので、野菜の良さを活かした提供方法を考え、伝ていくことができます。
お店に野菜ソムリエの「ディプロマ」(資格取得証明書)を飾ればお客さまとの会話のきかっけになるかもしれません。
また飲食業界だけではなく、実際に野菜を作っている農家の人や料理教室や食育に携わる人にもおすすめできる資格です。
食に関する資格が取りたい人
食について学びたい☆
社会人になってから「管理栄養士」や「栄養士」の資格を取りたいと思っても専門的な学校に通う必要があり、時間と金銭面でかなり高いハードルがあります。
野菜ソムリエなら15時間ほどの講習と修了試験に合格することで取得することが可能です。またまとまったお金が必要にはなりますが、専門学校に通う程の費用はかからないので社会人なってから食に関する資格取得を希望する人にはおすすめの資格です。
講習後約1ヵ月後に行われる修了試験の合格率は80%以上と高く、講習以外に特別な勉強をすることなく資格取得をすることができます。
SNSで食に関連する発信をしたい
インスタやYouTubeで食について発信したい❤︎
野菜ソムリエは芸能人の取得者も多く、食に興味のある人には認知度も高い資格です。
プロフィール欄に「野菜ソムリエ」と書くことで食への関心度の高さをアピールすることができ、投稿の信頼度もUPします。
また野菜は健康や美容に気を遣っている人からの関心が高いので、SNSとの相性も期待できそうです♪
まとめ:資格取得後に学び続けることが大切
野菜ソムリエは資格をとってすぐに何かできるという資格ではなく、資格をとってはじめてスタートラインに立てる資格です。自分の活動次第で資格の価値を高めていくことができます!
また資格を取得した後に自分一人活動することが心配という人には協会がサポートをしてくれます。野菜についての理解を深めたり、同じ地域で仲間をつくることもでき楽しく活動することができます。
本気で「野菜に携わりたい」「食や健康にと向き合いたい」と思う人はぜひチャレンジしてみてくださいね♪♪